年末調整、確定申告にしても、それなりの
意義や、そうしたシステムを導入してから
年数が経過しているからこそ、理解が得られ
国民にも、そうしてシステムがあることが
知られるようになる。
だが、政党間の根回しとか、関係する省庁と
の調整等を経ずに「行動」しても、結局は
現場は大混乱する(かもしれない)。
元々、そうした「政治的決断」等をしても
滞りなく機能するようなシステムが構築されて
さえいれば、ここまで混乱することはなかった
のでは?と俺は思う。
当然、その時々の国内事情や受給対象とか支給
金額の決定など、問題になることはあるかも
知れない。
だけど・・・
これだけ、インターネット環境が整備され
電子株券、電子申告、ネット動画、ネット通信と
云った具合に、日々進化し続ける日常の中にあって
旧態依然の政治体制からくる弊害や「ばらまき」
だの「選挙目的だ!」と言ってみたり、支給金額の
妥当性の不透明などに関しては、マスコミ等は批判
するだけだ。
かといって、手続きの煩雑さに関しても、批判だけして
それに変わるようなシステムの提唱もしない。
そして、国民背番号制の導入となると、何かと国家の
個人(国民)情報の管理だのプライバシーの侵害など
あーだーこーだ云っていても、何も変わらない。
結局は、大騒ぎになっただけで、国民のための行政の
業務効率も上がらない。
だから、政治家という(職業)仕事をするものは
目先の事柄に目を奪われずに、先のことを考えて
国会等で議論をして、政策を提唱すべきなのだが・・
今になって、今までのご都合主義の制度的不備
法制度の疲弊のしわ寄せが来ていると俺は思う。
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