机上の空論

2008年11月28日 日常

あらゆるデーターを元にした統計で判断
しようとするから、御上の負担が増えそう
だから、負担を減らすにはどうすれば
いいのか?と考える。

考えて、結局、消去法で導き出した答えは
自己負担分を多くすれば、国の負担が減り
結果的には、よいと出てくる。

だが・・・。そんなに単純なことかどうか。

社会の構造や、世帯の構成や、税収入の
増減など、常に変わっていく世の中で
日本という国の有り様や、あるべき姿を
理解していなければ、国の負担を減らし
健全な財政状況にしようとしても、国民
誰一人からも、金持ち優遇、弱者切り捨て
政策の転換にしか映らず、結局、理解など
されない。

誰も、余計な金など使わずにすめば、それに
越したことはないと思うモノ。
そんなとき、自己負担する医療費の割合が
増えれば、(体調が優れなくても)医療機関に
いく回数を考えてしまう。

対して、医療機関の人件費の抑制が、医療機関
がなすべき医療サービスや、治療へと影響を
与え、結果、患者数の減少と、報酬(売り上げ)
の減収となってしまう。

かといって、医療機関に勤務する医師からすれば
少しでも待遇の良いところに行きたいと思えば
現状の待遇に対して、不満を募らす。

そして、自身の病気治療等のために、通院、入院
している患者にとって、その地域にある医療機関は
無くてはならないモノ。・・・だが。

国家の健全財政という目的のためならば、国民一人
一人に、自己管理の徹底こそが、健康の秘訣だと
云ってみたところで、国民がいったい何に対して
怯え、不信感を募らせているのかということが
理解できないようでは、社会不安は消えないと思う。





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