破壊と再生。

2008年12月12日 日常

国の財源が乏しいから、穫りやすいところから取ろうと
すると、選挙前だから、関係業界からの陳情攻勢の前に
あっけなく頓挫し、かといって、どこから財源を?と
考えても思いつかない。

いっそのこと、消費税の税率を上げようとすれば、選挙
前で、社会保障問題等の失策で被った求心力が更に低下
するのは目に見えている。

それならば、大樹の陰に隠れている、高級官僚等の利権を
剥奪してやろうかと思っても、これまた反対されて、結局
頓挫する。

こういう情況になってしまうと、誰が総理大臣になろうと
同じ事の繰り返しw
既得権益の防衛が、更なる防衛を呼び、その様子をマスコミ
からの情報伝達によって、国民の失望感、閉塞感が生まれる。

では、現在の野党に任せてみようかと思っても・・・。
万年野党の平和ぼけで、「実務」をしたことのない政党に
一体どれ程の「実行力」があるのか未知数。
そして、官僚政治からの脱皮と言っても、官僚頼みの
政治は続く(かもしれない)。

経済は一流、政治は三流と云われ続けて、永きにわたり
紆余曲折を経ても、なお経済大国?の地位を守り続けてきた
かといえば・・政官財の強力で密接な関係が合ってこそ。

しかし、一つの綻びが、新たな綻びを生む。
こうした国内事情を政界再編などとマスコミは、面白半分
で報道し、夜明けは近いと云うが・・本当にそうなのか?
人は、新しいモノにあこがれを抱く反面、古きモノ
今のモノもまた、守ろうとする。
そして、未知なるモノ、新しいモノに、興味をいだいても
内心は、警戒する。

自分たちの生活が、どういうふうに変わっていくのか
変えて行かざるをえないのか?常に、不安を持っているから。
その不安を解消してくれる、壊れてしまったモノを直して
くれる「存在に」僅かな期待を持って、生きているのだから。



コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索