大樹の振動。

2008年12月19日 日常
俺の住んでいる地域では、中部横断道路という高速道路?の
建設が行われている。

日を追う事に、高速道路の「土台」が、堆く積まれていく様
は、道路を造ると云うことに、どれ程の「人と金」が必要
になるのか、想像も出来ない。

そして、日本の土木技術のすごさを思い知らされる。

そんな、一体いつ完成するのか判らない工事が盛んに行われ
ている(一地方都市の片田舎でも)地域でも、ガソリン価格
が急落している。

陸の孤島とよばれるこの地は、全国的にも「比較的」ガソリン
単価が高いらしい。その地に住んでいる者からすれば、当たり
前の価格だと思っても、関東平野方面に下りていけば「物価」
の違いに驚かされる。

そう言えば、一時期、ガソリン価格の高騰を受けて、どこぞかの
野党の暴挙により、一旦は下がったガソリン単価が、再び上昇し
政治の無策さと、得体の知れない者達によって、あれよあれよと
@180円まで上昇したときには、ガソリンの消費を押さえようと
考えるまでに至ったが・・・

今の状態もまた、暫定税率と言う言葉すら知らず、何がどうなって
いるのかさえ、不明確な世の中で、国家的な意志とは、違った
市場というモノの意志に、振り回された一年だったと思う。

そして、先物という得体の知れない経済市場の影響力(破壊力)は
国家的な圧力をも凌駕する「グローバリズム経済」の影響力の
強さとそれに伴う物価高だけが記憶に刻まれただけで、結局
その恩恵を感じる前に、今度は世界規模の不況風が、吹き始めて
いる。

昨今のガソリン価格の下落も、世界規模の経済的危機によって
世界規模の石油関連需要の低迷で発生しただけで、根本的な
化石燃料に対する依存が終わったわけじゃない。

だけど、日常生活と切っても切れないモノの価格が下落し
懐が、多少なりとも助かることには歓迎したいが・・。


しかし、ごく一部の人間達によって、引き起こされた経済危機に
よって世界がまた、揺れ動き始めている・・・・。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索