都市部の事情は知らないが、地方都市の役場の
所在地は、その地域の町の中にあることが
多い。
一見すると、当然のように思えるのだが、現実
問題として、交通の利便性を考慮に入れたとき
公共の交通施設のそばにあったほうが便利で
なおかつ、耐震性を考えたとき・・・
病院とか、警察、消防・・・そして役場の耐震性
は言うまでもなく・・・
例え、市町村合併で統合しようが、支所として
残されるとしたら、地域の事情、利便性を考えても
耐震性は重要に思う。
何故、唐突にこんな事を書くのかと言えば、俺の
住んでいる地域に隣接する自治体の役場が耐震性
に問題があり、耐震工事を施す場合にかかる
費用と、移転(一時的)に必要となる場合の費用
を比較した場合(新築するためには住民の理解
が必要なため)明らかに、お目当ての場所に移転
したほうが安上がりであると、公言している。
?
だが、お目当ての場所には、公共の施設があり
その施設のなかにいる団体が、別の場所に移転
する必要がある。
・・・
その団体は、現在の役場を取り壊し、新たな建物を
建設しようかと検討しているらしい。
何でもっと早く、「やむを得ない事情」とやらを
地域住民に説明し、意見を求めようとしないのか?
俺はそうしたローカルニュースを聞く度に、結局
お役人(御上)と、その団体の話し合いだけで
事が進み、最後に最後に(おおかた話が決まってから)
住民に対して説明をして、合意を得ようとしているように
しか見えない。
そして、反対され、紛糾し、結局進展しないまま
無駄な時間だけが過ぎていく。大抵はこのパターンになる。
確かに、その地域の役場は、老朽化が激しく、周囲の役場
と比べても、損傷が著しい。
でも、「移転」となると、関係する団体等の移転も必要となり
一大プロジェクトの様相を呈してくる。
でも、あんまりにも安易で、安上がりな「移転案」に思え
地域住民にとって、本当の意味での「住民サービス」を
考えているのかなって?って俺は隣の自治体の住民に
過ぎないので、直接関係はない。
しかし・・・安直すぎないか?あまりにも。
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