ETC狂乱日

2009年4月1日 日常

ETCの土日(1,000円乗り放題、ただし条件付)の
サービス開始の日、マスコミはこぞって、特集を組み
ETCというシステムの素晴らしさを称えていた。

だが、土日祝日の利用、ETCを装着し、登録済み、
特定の走行区間でのみ適用される条件があるにもかか
わらず連日、カー用品の量販店での「繁盛振り」を
報道していたが・・・。

ETC装置の製造メーカーがバックオーダーを抱えて
てんやわんやになっているとだけ伝え、いかにも
其の業界は景気がよいと言わんばかりの報道。

そして、わざわざ渋滞の中に入って、「渋滞を作る一台」
になってまで、サービス開始当日の現状を伝えるだけの
意義が合ったのか?俺には理解できなかった。

一番頭にくるのは、ETC装着をしていない車の利用は
損ですよ~と、マスコミ各社がそろって(示し合わせたように)
さあ、あなたもETCをつけましょう~と、ETC推奨
キャンペーンを展開しているように感じたこと。

確かに、景気悪化による、消費意欲の減退、財布の紐が
きつくなる傾向が強い今日この頃だが、だからといって
行楽キャンペーンを展開し、もっと日々の生活において
恩恵を与えてくれるような報道をすべきではないかと
俺は思った。

例えば、高速道をを利用せずに、一般道を利用して
トラックの往来が激しい現状の改善など、一定の
業界に肩入れするのも可笑しな話だが、ただひたすら
政府の批判や霞ヶ関の批判をするのではなく、現実に
即した報道をすべきだと思う。



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