日頃、空港の検疫官の数が少ないと言われ続けていた時
世界的な疫病流行の兆しが見え始めると、大抵の場合
マスコミの報道がその話題一色になる。

現状を訴え、その後・・検疫官の増員等などの
具体的な問題解決のために、厚生労働省は、今の今まで
何をしていたのか?

そして、一度感染者の報告が上がると、マスコミは
大挙して、感染者の関係先に取材に行く。

確かに、感染者の報道も大事だと思うのだが・・

一般市民の出来ることと言えば、マスクをして
帰宅時には、うがいと手あらをする。
それくらいしかない。

また、帰国した時期と、厚生労働省の「検疫」を
開始した時期との「時差」の説明のシーンを見ていて
マスコミも「野暮な質問」をするものだと思った。

質問の意図は、厚生労働省の責任を問いたいのかと?
俺は勘ぐってしまった。
そして、関係官庁の不手際と大臣の説明不足の追求を
するつもりなら・・・後にしてくれって言いたい。
今はそんなときではないはず。

(情報操作などを疑い→厚生労働省の発表する情報の
信憑性を疑い→マスコミが必要以上に煽る。
国会では、野党が与党の政治運営を非難する。以下ループ)

そんなことは、新型インフルエンザの流行が収まり
混乱が一段落して、問題解決を考えるときにすればいい。

もっとも、俺みたいな素人が、マスコミ報道を見て(鵜呑みして)
喚いたところで、現状の問題解決の役にも立てない。

ただ、この国の役人のトップと、現場で働く役人との意識と
現状認識の「甘さ」には呆れる。
いくら厚生労働大臣が、顔を真っ赤にしてテレビの前で
マスコミ対応をしていても、肝心の現場が、大混乱に
陥っているように思えてならない。

マスコミは、散々煽っておいて、どういう経路で感染者が
発生したのかとか、国民の不安を払拭させるような
報道がされない限り、結局、何がどうなっているのかさえ
伝わりはしない。

で、マスコミは犯人捜しに躍起になる。犯人は何処に
いるかって・・。


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