2万円?満額?金券?子ども手当で民主大もめ(読売新聞)
2010年4月26日 時事ニュース実現できるかどうかさえ、判らない事が多いこの世の中で
政権を奪取したからといって、自分たちの思いどおりに
世の中が動くだろうと思っていたとしたら、思い上がりも
甚だしい。
それにしても、ここまで、政権運営がおぼつかない
政党も珍しい。
過去の歴代自由民主党政権でも、総理大臣のリーダーシップ
が欠如し、問題視され、誰が総理大臣になっても、変わら
ないといわれていた頃は、各派閥のボスの意向と、その影響力
によって、日本の政治が左右されていて、マスコミの「派閥
政治の弊害」とやらに、うんざりしていた。
あの頃・・。
それでも、今の政治ほどの、混乱は無かったはず。
党内部の権力闘争を繰り返しつつも、党外に対しては、共通の
認識を持ち、既得権益を守ることに関しては、一致団結した
ように見えた自由民主党政権。
それに対して、今の政権は・・・。
厳しい現状認識をせず、夢みたいなことを謳い、そして
其のうたい文句通りに、ことが進まなくなりつつある現実。
以前の政権とは違い、派閥政治がない代わりに、リーダーシップ
の欠如から来る政治不信、政治不安。
政権を奪取することが第一目標で、肝心要の政治公約の実現性に
関して、「行政の効率化」「行政のスリム化」をするための
話し合い、根回し等を、なおざりにした結果が、このざまw
時間が掛かることを恐れ、即効性があり、目立つことをすることに
執着しても、結局のところ(歩みが遅くても)社会構造的問題の
多くは、時間が掛かる。
政治家がそうした手間隙を、時間の無駄と言って、放棄している
のはいかがなものかと思う。
政権誕生の期待感、閉塞感の打破を期待した、その期待感が
非自民政権の誕生に繋がったが、期待感が失望に変わりつつある
現在の状況を見ていると、やっぱり、大口を叩いた割には・・
って思ってしまう。あほくさ。
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