プロミスと三洋信販、合計900人の希望退職者募集(産経新聞)
2010年5月19日 時事ニュース俺の住んでいる田舎町に、数年前から、微妙に人目に
つきにくい場所に「怪しげな」箱が、設置され始めた。
なんだろうと思い、目を凝らして見てみたら、それは
「無人貸出機」だった。
丁度、時期を同じくして、TVでも、金貸しのCMが放送
され始めていたが、それは、同時に、世の中が不景気に
なり始めた頃でもあり、多重債務、強引な取立てなど
深刻な社会問題になりつつあった頃。
世の中のシステム(政治経済金融・・など)のことなんて
ほんの少しだけ浅く、知っているだけで、システムそのもの
のことには無理解な俺。
理解しようにも、この世の中のシステムが複雑すぎて
さっぱり判らないのが現状。でも、手取りが減り、表立って
(銀行など)金を借りられないとなれば、藁にも縋る思いで
金を借りるのはやむをえないこと。
本来、金を取り扱う商売・・なんてと言っても、需要と供給
正式(表)に金を借りられない人にとって、ある程度の
借入限度額を借りられるかどうかが死活問題の時に、表向き
金を貸さずに、裏から「ノンバンク」に資金を提供し、長年
暴利を貪っていたことが明らかになるにつれて、グレーゾーン
金利で金を貸し、その熾烈な返済催促の果てに、年金暮らしの
年金弱者の悲劇を生む要因の排除に「お上が」動いてことに
よって、飛ぶ鳥を落とす勢いだった金貸し産業にも異変が
起きていることだと思う。
でも・・・。ノンバンクの金貸し連中を締め上げたところで
世の中が良くなるわけでも、多重債務者が減るわけでもない
と思う。
何故、多重債務者が生まれ、暴力的で非人道的な取立てに
絶えられず、悲劇を生むことになるのか・・。
金が無くて、無いからこそ金を借り(グレーゾーンであっても)
借りた金はいずれ、返さないといけないわけで、後先考えずに
金を借りられるシステムが、この世に出来てしまったことは
相変わらず変わっていないのだから、どうしたらこうした悲劇
悪循環がなくなるのか、根絶できるのか?本質的なものを理解し
それを改善するような政策、法整備がされない限り・・・。
結局、何も変わらない。
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