鳩山政権時に、盛んに使われた「ゼロベースで健闘する」の
結果は、現行案(自民党政権時)とほぼ同じ案に落ち着く

・・・。

あの馬鹿騒ぎは一体なんだったんだろう。政権が交代し
安易に外交問題に発展しかねない「軍事問題」に首を
突っ込み、自分たちが政権をとったのだから、国家間の
取り決めを無視し、白紙に戻して、最初からもう一度
決めなおすという「暴挙」は、非難されるべきだと
思う。

確かに、民主党の見直しによって、日本国の国防とか
沖縄問題に関して、今まで見てみぬ振りから、国防の
重要性を再認識させられたし、多くの米軍基地が
存在するという現実問題の解決するためにはどうする
べきなのかと沖縄問題の存在もまた、再考させられる
ことになった。

しかしながら、国を守るためには軍隊は必要で、その
軍隊も実のところ、自衛隊だけで防衛できるのかどうか
さえ、この国の軍隊の実情もわからず、だけど、基地を
なくせば、どうなってしまうのか?とか、いままで
意識してこなかった国防の問題を、素人ながら考えても
やはり、思いつかない。

第9条があるのだから、軍隊なんていらない。基地なんて
いらないと言われても、本当にそんなことを言っているのか?
と、ご立派な(博識な)平和主義者の主張には違和感を
覚えた・・・。

そして、最低でも県外、国外へ移転を目指すという公約
実現の為に、鳩山政権が何をしていたのかと思い出して
みようにも、いたずらに沖縄県民の反米感情、政権不信を
煽っただけで、何一つ前進も、解決のための方策すら
講じることが出来ずじまい。

結局、肝心要の総理大臣が、憎まれ役を嫌がり、泥をかぶる
ことすら避けていただけにしか見えなかった。

それに、マスコミが盛んに報道する「沖縄の現状」とやらも
感情論が先走り、客観的、中立的な報道がされないまま
沖縄の抱える問題が見えずじまい。

綺麗な政治、誰も傷つかない政治なんて・・あるわけが無い。
出来っこない。

自民党政権時、歴代の総理大臣が現地入りし、話し合い
裏工作、根回し・・・ありとあらゆる方策を講じて、やっと
話がまとまったと思ったときに、ちゃぶ台をひっくり返した。

決まりかけた話をぶっ壊し、国家間の話し合いが始まっても
肝心の地元合意が得られる見通すが無い今・・・。

出来もしないくせに、出来るかのような言い回しは無責任。
あきれ果ててしまって、ため息も・・。

ではでは。

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