世の中の高齢者に対して(将来に対して)悲観的になる
ような政策、無党派層の関心、支持を得られないような
頓珍漢な政策をしていれば、どんな政党であろうと途端に
支持を失う。

そんなことは、誰でもわかるし、バブル全盛期のころの
ような税収入が期待できず(国庫に入るあらゆる名目の
金)確実に、税収が落ち込むことも、マスコミ報道等で
否が応でも、国民の耳には届く。

だからといって、無駄遣いを減らしつつ、増税をしますと
言われたら、なにを言ってんだ!と怒りを買うだけ。

その怒りを静めるため、怒りの矛先を、国の予算を食い
潰すかのような扱いで「事業仕分け」なるもので、スケープ
ゴートを作っても、一見、無駄遣いのように見えて、長期
的観測、その影響を考えずに、予算を削っても、後々の
影響の責任は誰が取るのか?仕分けを支持した代議士か?
それとも、選任された民間人なのか?

確かに自公の連立政権時は、派閥の弊害、族議員の暗躍
高級官僚の底知れぬ策謀の数々を「TV、雑誌」等により
世の中を変えなくては、日本が駄目になってしまうという
危機感が生まれた。

だからこそ、清廉潔白な政党に、政権運営を任せてみようと
希望を託した結果が・・・このざまだ。
なんのこともねえ、あの連中は、寄せ集めも寄せ集め
慣習とか、決まりごとを、一新するどころではなく、違った
意味で、「日本国」を破壊するような政治をし始めた。

誰が、そんなことをしろと言った?何をするつもりなのか?
余計なことをするな。

希望から、苛立ち、そして絶望へ。

そして、期待感から失望感へ変わったとき。
今まで、忌み嫌っていた、汚い世界に映っていた、思っていた
世界が妙に懐かしくなってくる。

まあ、政権担当して、半年で何が出来るとか、出来ないとかの
希望的観測なんて、何の慰めにもならない。

与党に出来ることといえば、いい訳。前政権に対して責任を
なすりつけ、責任を転嫁するくらいしか出来ない。
そうした行為の数々を見ていると、どんなに政治家主導で
官僚の関与をなくすと、見得を切ったところで、逆に己たちの
無能さをさらけ出す結果になっているのだから、こちら側と
しては、ホレ見たことか、呆れてしまう。

いずれにせよ、出来もしないくせに、出来ます、やってみせます
などと、言っていたツケが、今回の参議院選挙に反映されたの
だろうと、俺は思った。

コメント

nophoto
通りすがり
2010年7月13日8:30

同意。
特に付け足す事も反論することも無い。

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索