政党色。

2010年7月21日 日常

今の長野県知事(村井)が知事に立候補したのは
前任者である田中元知事と、議会の対立によって
田中元知事の支援者の一部が寝返ったことが大きい。

勝てる見込みが無い限り、立候補なんてするとは
思えなかった・・。

当時の元知事の人気は衰えを見せなかったが、その
頭脳明晰な政治姿勢と、旧態依然とした利権政治を
拠り所とする田舎県議とでは、根本的なところで
相容れぬモノがあったように(ローカルニュースなど
で見ていた限り)思えて、既得権益を打破し、新しい
政治理想、理念の高い政治の実現も、理屈ではなく
もっと上手い具合に懐柔しつつ、もっと上手い具合に
県政が運営できないだろう?と(俺なりに)思った。

だから、県政の混乱に嫌気が差し、従来型の既得権益
を容認し、今に至っているわけだが・・・。

一期四年の県政を振り返ってみて、特筆すべきことが
あったのかと言われても・・;;;;

つまり、なあなあの【談合w)議会運営は、確かに
表向き特段の問題も起こらず、平穏無事な県政に映る
ものの、無難な県政運運営だけしか記憶に残らない。

その、現職知事と、元知事の両極端な県政を(TV等で)
目の当たりにして急進的で革新的な県政と、波風立たない
無難な県政のいずれを評価し、県政の流れを選択せよと
言われているように思えてならない。

よって、(当時の)選挙の焦点も、田中県政の存続
の是非になって、ある意味、信任投票的な意味合いが
強かったような気がする。

だけど、今回の県知事戦において、明確な焦点が
見つからない。それに、一期四年の実績評価が
選挙における焦点となれば、わかりやすい話も
現職知事の不出馬によって、立候補者に対しての
評価、知名度等、いずれの条件も、いまいち
よくわからない。

ただ、一つだけはっきりしていることは、三人の立候補
予定者には、最近の風潮として(政治不信等により)
政党色が薄い選挙戦が、流れだったはずが・・・

今回の選挙では、明確に政党の支持支援がされている点。

今までのように、灰汁が強くて、知名度が抜群で
主義主張がはっきりしているわけでもないように
見えてしまうのは、俺の気のせいだろうかw。

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