明治政府の富国強兵の方針は、いつの間にか
軍国主義へと変貌を遂げ、欧米列強と肩を
並べるほどの国力を有することになった。
そう、元々、これといった資源も無い国が
数百年続いた封建社会から、軍国主義へと
変わったことで、西洋のシステムを取り入れ
システムが変わる「過渡期」を乗り越えて
他国へ侵略し、国力を増大させることが
出来たのは
強力な軍隊の力があったらばこそ。
かといって、近代の国際社会の一員として
仲間入りして、まだ日が浅い。
だから、軍国主義当時の頃のように
見境も無く、拳を振り上げ、国内外の人々の
生命及び財産を侵害するようことは許されないし
現に、軍隊を持たなくても、国内外の企業は
経済戦争をしている最中であって、国が表立って
物騒なことは出来ない。
物騒なことは出来なくても、諸外国とは
外交を通じて、ありとあらゆる事項を処理して
いるだろうから、ある程度の国力と。外交能力と
軍隊の力さえ(暴走しないように抑制しながら)
有していればまともな国として、成り立つと思う。
だけど、相手の恫喝に対し、青くなって怯えて
三権分立を犯してまで、責任転嫁するような
卑劣漢だけは、容認しがたいものを感じる。
やられたら、やりかえせとは言わない。
ただ・・・
そちらがそうでるなら、こちらも、報復的なことを
しますが?と、たとえ、相手が取り付く島もないほど
強硬に出てこようと、交渉の場へ引きずり出すくらいの
「外交術」をやる気があるのかと、失望させられた。
党内の内輪もめには、必死になるくせに、いざ外交と
なると、何も出来ない。
今、わが国の経済は何流なのかは知らない。
恐らく、この事件(衝突)で外交能力、評価はがた落ち。
話にならない。
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