政争の愚

2008年12月16日 日常

毎日、TVニュースやら、政治論評番組やらを
見ていても、新聞を読んでいても、未だに
この国の政治システムや、国家の予算が決まる
過程などは、「結果」だけを聞いても、理解が
さっぱり、出来ない俺。

そんな俺でも、景気が悪くなったから、国が
雇用創出なり、企業に対する支援をしろ!と
連日連夜マスコミが報道したり、野党が対抗案を
提出したりするのをみると、単なる「パフォーマンス」
にしか見えない。

結局のところ、公共事業の大幅増、補助金の設立
補助金額の増額、と云った具合に「金が無くて」
さて、新たな財源を・・・と云っている最中に
何とかしろと要求しても、「手続き」がある以上
すぐに動けないことが判っているくせに、行動が
遅いと野党連中は批判する。

本来であれば、与野党が互いに協力して、現在の
世界規模、国家的危機を乗り越えるべきなのに・・
政争に明け暮れていて、危機感が見られない。
一々、暴言癖のある首相の言動の揚げ足取りに
マスコミ、野党、一部与党のグループが躍起に
成っている有様だ!

そして、次の選挙が行われて、その結果・・与野党の
逆転など起こったとき、野党連中の「財源構想」が
出来ていることを祈りばかりである。

旧来の政治システムの疲弊からきた政治的混乱が
いつ収まるのやら・・・さてさて。

年末と配達

2008年12月15日 日常

俺が、中学か高校生の頃、学生アルバイトとして
年賀状の配達アルバイトをした記憶が、この時期に
なると、ふと記憶が蘇る。そんな時期・・
俺は、年賀状のイラスト作りに(パソコン)忙しい。

さて、世の中を知らない未成年(学生は)としては
自分の住んでいる地域を担当になるものだと思って
(期待していて)勝手に盛り上がっていたときに
いざ、担当地域を教えられたときに、全く知らない
地域を担当に回されたときには、子どもながら
恨んだモノだ。「え?どこですか?」ってw

ただ、田舎の集落には、その地域特有の名字が多く
存在し、同じ名字でも別の世帯であったりと、そう
した点において、多いに苦労した記憶がある。
入り組んだ道、やたらと吠える番犬、表札のない家
色々な事情が垣間見える(今になって)配達事情。

当時の学生アルバイトの応募が少なくて、一人で
(意外と)広大な地域を受け持ったりすることが
珍しくなった(と思う)
だから、活動範囲、行動範囲の狭い未成年の頃は
見知らぬ場所を、郵便局の自転車で配達することに
ある意味、義務感、仕事の達成感など、色々な事を
学んだ。(気がする)

また、最近のTVニュース等で、昨今の不景気により
学生アルバイトの確保が順調にすすでいると聞いた
時、賃金とか、待遇面などを選別しなければ、需要
に対して供給も満たされるモノだと思ったが、自転車
で配達するときの「あの重量」には、ほとほと苦戦
したし、配達=配達義務、配達放棄に対する責任を
担当の郵便局員に、何度も言われていたので、配達
するだけだと思って、舐めていると、偉い目に遭う
アルバイトだと、俺は思う。

破壊と再生。

2008年12月12日 日常

国の財源が乏しいから、穫りやすいところから取ろうと
すると、選挙前だから、関係業界からの陳情攻勢の前に
あっけなく頓挫し、かといって、どこから財源を?と
考えても思いつかない。

いっそのこと、消費税の税率を上げようとすれば、選挙
前で、社会保障問題等の失策で被った求心力が更に低下
するのは目に見えている。

それならば、大樹の陰に隠れている、高級官僚等の利権を
剥奪してやろうかと思っても、これまた反対されて、結局
頓挫する。

こういう情況になってしまうと、誰が総理大臣になろうと
同じ事の繰り返しw
既得権益の防衛が、更なる防衛を呼び、その様子をマスコミ
からの情報伝達によって、国民の失望感、閉塞感が生まれる。

では、現在の野党に任せてみようかと思っても・・・。
万年野党の平和ぼけで、「実務」をしたことのない政党に
一体どれ程の「実行力」があるのか未知数。
そして、官僚政治からの脱皮と言っても、官僚頼みの
政治は続く(かもしれない)。

経済は一流、政治は三流と云われ続けて、永きにわたり
紆余曲折を経ても、なお経済大国?の地位を守り続けてきた
かといえば・・政官財の強力で密接な関係が合ってこそ。

しかし、一つの綻びが、新たな綻びを生む。
こうした国内事情を政界再編などとマスコミは、面白半分
で報道し、夜明けは近いと云うが・・本当にそうなのか?
人は、新しいモノにあこがれを抱く反面、古きモノ
今のモノもまた、守ろうとする。
そして、未知なるモノ、新しいモノに、興味をいだいても
内心は、警戒する。

自分たちの生活が、どういうふうに変わっていくのか
変えて行かざるをえないのか?常に、不安を持っているから。
その不安を解消してくれる、壊れてしまったモノを直して
くれる「存在に」僅かな期待を持って、生きているのだから。



派遣と労働。

2008年12月11日 日常
マスコミなんて、小さいことを必要以上に大袈裟に
報道し人心を煽り、不安を増長させる。
そして、大きいこと重要なことは、後になって報道
する。

だから・・・昨今の世界規模の金融危機による景気減速
企業の収益悪化、生産調整に伴う人員整理絡みの報道を
見ていても、新聞、TVマスコミの多くは、「あの会社が
何千人!何百人の派遣労働者期間工の契約打ち切りを
発表した」としか報道しない。
そうした企業側の人員整理関係の話が、連鎖反応を起こす
ことで、世の中に生活不安と、先行きの不透明感を生み出す
ことになる。

では、派遣労働者の問題が、ここまで大きくなって
しまった原因とか、派遣という業務形態が生まれた
理由とか、そうしたもっと深いことに注視して
客観的、冷静に報道する姿勢が、求められるのでは
ないかと思う。

確かに、一地方都市の片田舎にも、「~工業団地」
が点在し、数多くの部品メーカーなどが操業を
続けている。
そりゃ~社会の時間に学んだ「~工業地帯」と呼ばれる
地域とは、まったく規模が違うんだが、一昔前の円高
によって多くの企業が、国内生産から、国外生産の
ために、国内の人員整理を行った時も地域に与えた
影響は大きかった。

しかし、今回の金融危機を発端とした経済不況は
一番立場の弱いモノ(外国人労働者→派遣、期間工→・・)
から切り捨てが始まり、北米、欧米依存でそれなりの
利益を得ていた業種に、大ダメージを与えた。と
いうことは、何となく判ってきた。

そして、その結果、大規模な人員削減を「何の躊躇い」
もなく実施するのも、いかに正規、非正規雇用者に
対する意識が低いかがわかる。
だが、そうしたこと「人員削減」に対して、安易に
雇用調整が出来るシステムが作られてしまったことに
誰も何も言わない。

大企業がコストをかけずに雇用を生み出せるシステム
の反面、必要のなくなった労働者を切り捨てることが
可能となるシステムが作られたことは、単なる人員
削減話で済む問題ではない。

いずれ、社会の根底を揺るがす大問題になる。

ただし、派遣という業務を「合法的」にしたことが
そもそも、この問題(人員整理)の本質であって
会社と派遣会社との契約状況や、派遣社員と派遣元である
派遣会社との契約状況、労働の実態などを、今の今まで
放置してきた「監督官庁」「政府」の責任は重い。

マスコミは、ヒステリックに、人員整理の方針を出した
会社に対して「やや批判的」な報道をしても、会社側の
イメージが損なわれるだけで、根本的な解決、改善策を
提示しているわけでも、何でもない。

それにしても、派遣社員が、派遣先に「直談判」する
様子をTVで流すって・・その意図が、わからない俺は
彼らに対する理解力が劣っているのだろうか?。


撤退セール。

2008年12月10日 日常
俺の住んでいる地域でも、不景気風が吹き荒れつつあり
地元新聞の某電気量販店の撤退報道後には、店内在庫
一掃セールが先月から始まり、今月上旬にも閉店される
予定。

ちょうどこの時期は、北風が強く吹き、晴天で乾燥した
寒風が身に染みる。そんな時期だ。

東京の秋葉原でも、量販店の栄枯盛衰による生存競争
が激しいと聞くが・・。

一地方都市の、田舎町から、数少ない電気量販店が
撤退すると、車社会が普通に成りつつある田舎では
非常に不便である。
まあ、今後は、他の電気量販店で、買い物をすれば
済む話ではあるが、地域の風景、経済には大きな影響を
及ぼす。無論、それは、人の心にも・・。

俺の住んでいる地域にあった電気量販店の倒産(撤退)
が、世界規模の金融危機による影響かどうかは判らない。
だが、元々、経営基盤が脆弱で、常に経営不振が囁かれて
いた。

だから、報道を聞いたとき(新聞を見たとき)驚きより
とうとう来たかと言った感想を持った。
決算セールの時期でもないのに、やたらと、来店を
促す葉書が、送られてくるのを見ていたら、おや?って
思う人間もいたはず。

昨日まで普通に営業をしていて、今日になったらという
感じの撤退でも、閉店とは思っていない。

ここ田舎町に出店している某ヤ○ダ量販店と比較しても
品揃え、価格の全てにおいて、劣っていた。
それは、売り方とか、接客態度以前の問題だった。と
しか俺には言えない。


森の景色も秋から冬へと変わり、青々と茂っていた
木々も、すっかり冬支度へと。

さて、数ヶ月前、俺の住んでいる自治体でも、森林税
と呼ばれる税金が徴収されることになった。
税金の徴収目的として、森林の整備管理をするために
必要な「税金」らしい・・・。

本当か?

田舎道を走ると、木々の間から見える「松食い虫」の
駆除のために伐採され、細かく裁断されてビニールに
覆われた木材の数々・・

一方、国内産の木材需要の低迷からくる、森林管理の
放棄による荒廃。

それらが、県民からの税金徴収によって、美しい森林へ
と変貌を遂げられるのだろうかと・・些か、不信感を
抱いている俺。

税金の徴収で、野生の鹿などによる食害や、松食い虫の
被害を防げるのか?何か違うのではないか?と思う俺
だが、肝心な「抜本的解決策」が思いつかない。
素人には思いつかないから、専門家に税金という名目で
森林の管理を委託し、税金を支払うしかない。これが現実。

それに、全国的に多くの自治体が導入しているからと
云って、いつの間にか、導入が決まってしまった。
これは地方のマスコミ報道の云々以前に、目の前の
森林の荒廃を見て見ぬふりをしてきた俺たちの無関心と
誰かがやるだろうという無責任からきたツケだと思う。

おそらく、これからの時代、役所は環境保護という
名目で、しっかりと外堀を埋めて、国民、県民の抵抗感
を減らし、環境のために役立つ税金なら、しょうがないかと
思うような「税金」を考え、徴収する時機をうかがっていく。
そんな世の中になっていくのだろうと思う。


紙と籍

2008年12月8日 日常
国籍改正法の審議が行われていることを
報道する代わりに、やたらと、マスコミが
無国籍の子どもの多さを報道していたので
何だか、不自然な感覚を覚えた。

そして、成立間近になって、改正されたら
よからぬ事をする人間も出てくると
補足説明をしたところで、一般庶民には
それが「どういう事を意味するのか?」
考える時間すら与えずに、改正案が成立する
ことになる。

また、マスコミは、インターネットからの
情報は「有害」であり、敵視している節が
見受けられ、国籍改正法が成立するに辺り
インターネット上では反対の意見が多いと
一部のマスコミが報道しただけだった。

結局のところ、猟奇的な事件、金融不祥事
食料品の偽装表示など、世間の関心が高く
派手な一面を飾れるような「事件等」には
積極的に報道をするが、そうではなく
金になりそうにもない事には、一切申し合
わせたように、触れない。

だが、その「商業主義」の弊害が、数年後
に表に出てくるとき、誰が一番被害を受けるか
・・・それは、国民だということだ。


嗜好品。

2008年12月5日 日常
国の社会保険料負担額を減らすために、国民の
健康管理徹底を打ち出し、いかに保険料負担を
減らすべきか、厚生労働省の役人が、頭捻って
タバコによる健康被害を訴え、酒の飲み過ぎを
戒めて、自己責任を訴えておきながら・・・

国の財政が危機的情況になったから、摂りやす
いところ(「嗜好品)から税金を取りましょうと
形振り構わない姿勢は、役人の暴走(暴挙)と
そして、政治家の影響力低下の著しい現実を
如実に表している。

タバコの未成年の喫煙を防ぐために、タスポ?
を導入し、酒税率を引き上げる度に第~酒が
民間の会社から発売されては、酒の販売が落ち
込む。

結局のところ、国民の健康を守りたいのか?
それとも、少しでも嗜好品を消費してもらって
国の財政に役立って欲しいと思っているのか
吸うな、飲むなと云いつつ、困ったときには
無難に(暗黙の了解)嗜好品の税率を上げる。

しかし、上げればあげたで、消費が減り、昨今の
禁煙運動の「効果」により、喫煙人口が減り
飲酒本数の減少へ・・・・。

いったい、どちらなんだろうか・・俺には
御上の考えること、頭脳明晰なお役人様の
考えがよくわからない。

そして、相も変わらず、メーカー側との
イタチごっこの連続。

しまいには、埋蔵金なる、あるかどうかも
どこにあるのか?わからない財源を当てにし
はじめている。

バルブ期の「ふるさと創生金?」を全国の
都道府県市町村に、ばらまいていた頃が
なつかしく、もう、そんな時代もこない
だろなと、思う今日この頃。



都会に比べて、田舎には娯楽(施設)が少なく
土日、祝日ともなれば、色鮮やかなパチンコ店の
新聞折り込みチラシが入ってくる。

さて、いくら娯楽施設が少ないからと云っても
自分の住んでいる地域には、数多くの(大小の)
パチンコ店、スロットル店?がしのぎを削っており
そうした情況になると、多少なりとも反発の感情や
異常な事態に、困惑していた俺。

しかし、よくよく考えてみると、この不景気のなか
色鮮やかな(新台入れ替え)折り込みチラシを
新聞に入れてくるのは、パチンコ業界が、それだけ
儲かっているからだろうと(素人の考えで)思って
いた頃もあったが・・・

現実は、あちらこちらで、朽ち果てたパチンコ店の
残骸が放置されている。

そして、近頃は、俺の気のせいかも知れないが・・・
カラー刷りの両面広告が減り、えらく質素な広告を
見るようになったような気がする。

その点、相変わらず、パチンコ店のチラシと言えば
キャラクターモノの台の入れ替えの告知だのと言った
折り込みでもカラー刷りの両面広告が入ってくる。

確か、チラシ(折り込みチラシ)にも、印刷方法や
使用する紙によって、料金が設定してあって・・・
色鮮やかで、大きな紙になればなるほど・・広告費が
必要になるとか。

そう考えると、新聞に折り込まれているチラシも
無関心な人間からすれば、何の恩恵も、意味もないモノ
だとしても、そうしたことに関係する業界からすれば
そうした「些細なこと」も、景気の動向によっては
死活問題。

たとえ、パチンコの資金が、どこぞかの国の軍事資金に
変わろうとも、そうした業界と関係している場合は
暢気に、パチンコ店なんていらねーとか、ギャンブル性
の改善などとは言えないだろうなと思ったり。

また、パチンコユーザーが、劇的に増加することは
考えにくく、限られたパイを、既存の店舗どうしの
競争(新台入れ替え等による)が、激化して
互いの体力勝負になったとき・・どうなることやら。


昨日、ノーマルタイヤから、スタッドレスタイヤに
交換した。
これで、アイスバーンと化した冬道でも安心して
運転できる・・?

いやいや^^;;

冬期に、あのケツ振りダンスを一度でも経験すれば
タイヤの性能以前に、「基本的な安全運転」の
重要性と、4WDだから、安全だという己の「過信」
と、「慢心」に気づかされる。

そうなると、馬力とか、最新テクノロジーなどに
縋っても、無意味。

やっぱり、タイヤが小さくて、軽くて、フットワークが
軽い車の方が、何かと便利で、良いと思う。

でも・・軽トラックに乗って出勤するっていうのも。w



只今工事中・・

2008年12月2日 日常
新築の一戸建てが出来れば、居住するのに
必要となるものが売れて、金が行き渡る
道路を造れば、元請けから、孫請け、その・・
まで金が行く(かもしれない)。

一頃の、化石燃料の異常高騰が、一般庶民の
生活に大打撃を与えた頃、ガソリンスタンドで
販売されているガソリンなどの燃料には
あらゆる税金がかかっており、それら税金の内
道路を造ったり、改修するための税金をなくせば
あっと驚くくらいの単価になります。と
野党は、歌を歌っていた。

だが、税金を取られる側と、税金を取る側
その税金を使う側(いろんな形で)とでは
税金に対する認識、または、思惑、は
全く違う。

どんなに小さな工事であっても、どんなに
些細な工事であっても、公共事業であって
入札をして、工事業者を選ぶ。
そうした工事が行われる限り、年度末まで
工事が終わらない。そして、工事による
渋滞が起こっても、いつものことだ
まっ、しょうがないなと、何も感じなくなっ
きた俺。

無駄な工事をなくせ、綱紀粛正などと云っても
この国に根付いてしまった「旧来のシステム」が
劇的に変わらない限り、工事発注金額の減少が
もろに、関連団体、関連企業等に影響を及ぼす。

そして、景気の悪化というニュースを聞く度に
金は天下の回りものという言葉を思い出す俺。



日曜日の午後、とある地方の、とある避暑地で
野生熊捕獲が決行された。
この時期に、冬眠もせず、人里まで姿を見せる
こと自体、すでに異常なこと。

そして、野生の熊が、山奥でなく、突然人家に
近づき、人を襲うことが「驚きのニュース」で
なくなっている現実。

そういえば、数年前に水害の被害にあった地域で
植林をして、山林の機能を復活させる試みが
なされたらしい・・・

だが・・・

地元の人が、二度と悲劇を繰り返さないために
行った植林も、数ヶ月後、野生の動物(鹿)に
若芽を食べ尽くされてしまったとか。

恐らく、防災にばかり目がいき、その場所にいる
野生の動物の生態調査まで、気が回らなかった
だろうと思われる。

その後、鹿の食害にあった(植林)場所には
再度、植林がされたらしい。
植林すれば、後は知らないでは、何の意味もない。

植林の目的が、防災であり、森林の機能回復で
あり、最終的目的が、人の生命、財産を守るため
の植林をしても、その場所に住む野生の動物のこと
を考えたうえで、防災計画を立てないと、計画の
成就などありえない。

さて、野生の動物との衝突によって、死傷者の
発生を知らせる報道がなされる度にドングリや
栗など、動物の食料になるモノを植えればいい
と考えるが、彼らの生態が、仮に、そうした情報を
共有出来たとしても、それらを植林して、一体
何年後に成果が得られるのか?

俺たちは、あまりにも、自然保護、動物との共存に
関して、無関心で、無知だった。
そのツケがいま・・。


机上の空論

2008年11月28日 日常

あらゆるデーターを元にした統計で判断
しようとするから、御上の負担が増えそう
だから、負担を減らすにはどうすれば
いいのか?と考える。

考えて、結局、消去法で導き出した答えは
自己負担分を多くすれば、国の負担が減り
結果的には、よいと出てくる。

だが・・・。そんなに単純なことかどうか。

社会の構造や、世帯の構成や、税収入の
増減など、常に変わっていく世の中で
日本という国の有り様や、あるべき姿を
理解していなければ、国の負担を減らし
健全な財政状況にしようとしても、国民
誰一人からも、金持ち優遇、弱者切り捨て
政策の転換にしか映らず、結局、理解など
されない。

誰も、余計な金など使わずにすめば、それに
越したことはないと思うモノ。
そんなとき、自己負担する医療費の割合が
増えれば、(体調が優れなくても)医療機関に
いく回数を考えてしまう。

対して、医療機関の人件費の抑制が、医療機関
がなすべき医療サービスや、治療へと影響を
与え、結果、患者数の減少と、報酬(売り上げ)
の減収となってしまう。

かといって、医療機関に勤務する医師からすれば
少しでも待遇の良いところに行きたいと思えば
現状の待遇に対して、不満を募らす。

そして、自身の病気治療等のために、通院、入院
している患者にとって、その地域にある医療機関は
無くてはならないモノ。・・・だが。

国家の健全財政という目的のためならば、国民一人
一人に、自己管理の徹底こそが、健康の秘訣だと
云ってみたところで、国民がいったい何に対して
怯え、不信感を募らせているのかということが
理解できないようでは、社会不安は消えないと思う。





近くて遠い国。

2008年11月27日 日常
世間が、某省の某幕僚長更迭で、大騒ぎになっていた頃
某新聞の一面で、対馬が危ないという記事が書かれていた。
最初、何のことだか、判らなかったが、論調から察するに
「外国資本の地元不動産等の買い占め」に関する警鐘だと
判った。

そういえば、北海道や沖縄に関係するTV番組や
その地域での出来事などを新聞などの記事で
見ることがあっても、「対馬」という場所のことは
俺自身、全く知らないなーと、改めて思い知らされた。

その場所(地域で)何が起こっていているのか?など
マスコミからの情報発信がなければ、無関心のまま
日々過ごすことになるのであり、仮に、インターネット
が普及しようが、インターネットと関わりのない生活を
送っていれば、情報源は限られてしまう。



その外国資本とは、すなわち「大韓民国」系の資本らしい
が・・・肝心要の本国の経済状況は・・・大丈夫なのか?
散々、隣国の国旗を燃やしたり、時の首相とおぼしき人形
に対する無礼極まりない行為を繰り返しておいて・・


他国の資本を、買い漁っている余裕があるのか?w



国技

2008年11月26日 日常

数ヶ月前、俺の住んでいる地域で
チビッコ大相撲というイベントが
行われた。

さて、数日前から、チビッコ大相撲の
準備のため隣組の関係上、土俵作りを
するのだが・・・

折も折、大相撲の世界では、無気力相撲
とか、相撲部屋での集団暴行事件などで
世間は、大騒ぎになっていた頃だった
思う。

今更ではないが、世の中の流れは速く
人々の関心事は変わっていく。
別に、大相撲の事なんて、どーでも
良いことだと思いつつ、自宅で契約
している新聞のスポーツ欄で、番付表を
見る度に、外国人力士の台頭と、日本人
力士の不甲斐なさと、衰退していく様は
あまりにも、嘆かわしい限りだ。

しかし、それは今に始まったことではない。

日系から、ハワイ系・・・そして、なし崩し
的に・・・外国人力士が増えていく。
以前、N○Kの相撲解説で、外国人力士の
躍進に関して、話題に上がったことがあったが
日本人の新弟子の入門が減ったからという
言葉で片付けられたとき・・・。

いつまで、大相撲も、「国技」という威厳に
しがみついていられるのだろうかと

これから先が思いやられると思った。





箱物。

2008年11月21日 日常
ところで、俺の住んでいる地域では、あちらこちらで
レ○パレスマンションや、似たようなマンションが
建設中であったり、建設予定の看板を見るが
(こんな田舎で)需要があるのか?

空き地の有効活用だとか云った業者の宣伝に乗りすぎて
いないだろうか?大丈夫だろうか・・。

不動産業界のこと、肝心の地元の情況すら全く知らない
俺だけど、(素人目でみて)いささか、過剰気味では
ないかと思うんだが・・・どうなんだろう。

初雪

2008年11月20日 日常

明け方、隣家の庭先が、ぼんやりと白いことに気がついた。
一瞬、霜でも降りたのかと思ったが・・・

周辺を見て、それが「初雪」であることに気がつく。

そういえば、昨日、東北、関東信越でも雪が降ったって
TVの天気予報で流れていたっけなと思った。

あ!そう言えば・・・車のタイヤ・・交換してない!!!

やべ~~。^^;;;

早いところ、交換しなくちゃ。

白米か貨幣か。

2008年11月19日 日常

農業のことなど、全く判らない俺でも、この国の
農業政策には、ある種の矛盾を感じるときがある。

さて、一頃、狂ったようにマスコミが報道していた
「汚染米」にしても、稲作が行われているのに
どういう経緯があったのか?いつのころから
わざわざ、外国から「米」を輸入して、尚かつ
二束三文の汚染米を「国」が購入し、商社等に
払い下げていたという事実を知らされたとき
驚くよりも、呆れた。

そして、収穫された農作物が、一般庶民の食卓に
上がるまでの過程など、さしたる興味も、知識も
ないが、国策、時には、大票田として、その時々の
政治的な道具にされてきたのが、この国の農業。

その、いままのツケが、耕作地の荒廃や、自給率の
低下などであり、気まぐれなマスコミが、その時に
報道しても、その時は、一過性の関心を呼んでも
結局は何も変わらない。

我々は何も知らないで、飯を食うだけでいいのかと
云えば・・・・・

そうかといって、都市部と山間部との交流(オーナー
水田?)にしても、それはあくまでも都市部に住む
人向けの農業体験に過ぎないわけで。
契約した水田の管理は、素人には無理であり、結局は
農業のプロの人に委託するだけ。

確かに、後継者問題や、地方圏の耕作地を取り巻く
あらゆる(経済的)環境変化が起こっているにしても
この国の政治家や、農業関係の役所が、真剣に国内
農業の行く末を、考えているとは思えない。

経済の源泉

2008年11月18日 日常
今まで、国内の経済状況は、不景気だと云われつつも
違う場所では、利益を得ていたからこそ、TVCMが
途切れることもなく、スポーツ(スポンサー)の協賛
金にしても、TV中継等で、さりげなくスポンサー名
が映されても、それは当たり前の光景だと思っていた。

しかし、裏を返せば、一番削りやすい費用から金の
流れが途切れることを考えると、CMや、協賛金が
影響を受けるだろうから、TV番組の制作等が
どうなっていくのか?ある意味、これから影響が
でることだろうとも・・。

そして、国内で派遣社員問題が表面化しようか、下請
け企業が、熾烈なコストカットによって経営不安定に
なろうとも、親会社が儲かっているのだから、多少の
犠牲や、負担があっても、何とかなる、親会社さえ
しっかりしてさえいれば、耐えられるだろうと
思う人もいるだろうが・・本当に大丈夫か?

だが、投資屋や銀行、生命保険といった「金融のプロ」
の錬金術が破綻し、巡り巡って、一般庶民の生活に影響が
出始めている。

そして、今の今まで、サブプライムという錬金術によって
生み出されていた(得体の知れない)金の流れなど誰も
注視してこなかったことで、その金を生み出していた
システムが破綻した今・・・錬金術の恩恵を受けていた
ところの打撃が、巡り巡って、負の経済波及効果を生み
それが、地域社会に与える影響は、計り知れないモノだと
思う。
戦後、敗戦国となった我が日本国は、軍国主義で
行われた全てのことを否定してきた。
そして、最近になって、ようやく明治時代~昭和の
日本の姿が再評価されつうあると思う。

だが、明治維新以後の日本が、欧米列強の仲間入り
をすべく、不平等条約等の破棄など、日本国内の
インフラ整備の充実ばかりに目がいき、肝心の国民
の意識の根底にある意識変革の成長もあったのか?と
言えば、現代社会のぬるい生き方をしたきた俺には
想像も付かない。

想像など出来ないが、封建制度からの脱却から明治
維新後の欧米化と、近代化が進む中で、軍隊の存在
もまた避けては通れまい。

本来であれば、近代国家建設を語る際に、避けては
通れない時代であると思われる明治時代になると
歴史的な評価が未だに定まらず、教科書などの記載や
学校教育もまた・・・曖昧になっていく現実。

当時の国際的な政治情勢と国内事情との関係で当時の
政治家(維新政府側)の意識が、内から外へ向いた
その時の歴史情勢辺りから、明治=軍国主義の始まり
みたいは主張が、ちらほらと・・。

そうした我が国の歴史的空白に対する評価をおざなりにし
旧日本軍=侵略軍と評価していれば、逆の評価が生まれる
のも当然のこと。

当然なのだが、某幕僚長の意見もまた、正当化するために
必死になって、都合の良いことだけを述べているだけで
旧日本軍は強かったんだ、と胸を張っているつもりでも
で?何が残ったんだと空しさだけが残る現代の日本の
姿を見てないと思う。


それに、某幕僚長の属していた組織である自衛隊の
情報漏洩、規律遵守の不徹底など、国防を担当する
今日に於ける平和ぼけした自衛隊(軍隊)のトップ
が言う資格などない。


右翼だの左翼だのと、分類するのは自由なんだが
大東亜構想という軍国主義が正当化されることはない。
あの戦争で我が国は全てを失い、新しい価値観を
受け入れることになった。多くの犠牲を払って
今日の日本国が作られたこと。忘れてはいけない。


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